羊プラセンタは肌への浸透力が高く、アメリカやヨーロッパで人気です。

プラセンタの原料って?

プラセンタはかつて牛の胎盤が使われいました。2001年に狂牛病の問題が起きて、国内では牛の胎盤を使用したプラセンタの生産は中止されています。

羊は比較的丈夫な動物でほとんど病気にかかることはありませんが、スクレイピーという致死性の高い伝染病があります。

日本ではウシ以外にも、シカ、 ヒツジ、ヤギなどの動物に由来する原料は使用しないことと、という決まりが作らているため、出回っている羊プラセンタは輸入品のみです。

羊プラセンタ

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羊の胎盤はヒトの胎盤に非常に近く、特にアミノ酸の組成がよく似ているため、体内に取り込んだ時の適応性が高いのが特徴です。中国には羊胎という漢方薬の成分があり、古くから羊の胎盤が利用されてきました。
羊プラセンタは30種類のアミノ酸とプロテインが豊富なのが特徴です。羊プラセンタは、肌への浸透力がとても高く、効果を実感しやすいのが特徴です。

特に乾燥しやすい目元やほうれい線、しみ、たるみ、小じわなど年齢はダに対する効果がきたいされており、北米やヨーロッパで人気です。
病気にかかりにくく、健康で丈夫なため、抗生物質を投与する必要がありません。ニュージーランド産やスイスさんのものは、医用動物として利用されるため、化学物質や抗生物質などを一切使用せず飼育されます。

プラセンタの抽出方法

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プラセンタの抽出方法はいくつかあります。分子分画法は、特殊なフィルターを使って有効成分を取り出す方法です。有効成分のたんぱく質の生態活性物質を壊さずに抽出し、不純物を同時に取り除きます。
酵素分解法は、細胞壁を反応・融解させて有効成分を抽出する方法です。抽出率が高く、温度や圧力を激しく変える必要がないため、成分の量が豊富なのが特徴です。
高圧酵素分解法は、高い気圧がかかった環境で酵素分解する抽出方法です。酵素分解法より安全性が高く、
有効成分がより多く抽出できるのが特徴です。
凍結酵素抽出法は、凍結融解法の抽出率の低さを酵素の力でカバーした方法で、多くのプラセンタがこの方法で抽出されています。
抽出された成分の水分を除いて粉末にしたものが、サプリメントやドリンク、化粧品などに使われます。現在は、多くのメーカーが、フリーズドライで凍結させて粉末にする方法を採用しています。

細胞成長因子を壊さず粉末にできるため、ほぼ100%に近い純度が保てます。

プラセンタのサプリメントを選ぶ時は抽出方法も大事

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プラセンタは、抽出方法によって製品の品質が大きく変わります。原料に使われているものの品質がよくても、抽出方法で成分が損なわれていれば、効果は期待できません。

原料になる動物がどんな環境で飼育されていたか、だけでなく、抽出方法にも注目する必要があります。

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